2019年12月14日（土）、第14回女子のための読書会を開催しました。
今回はクリスマススペシャル！
神保町にあるとっても素敵なカフェ、きっさこさんの2階を貸切で読書会をした後、美味しいイタリア料理のお店、レアルタさんでフルコースを頂いてきました(^^)
読書会は毎回会話が盛り上がるため、今回もあっという間の時間でした。
以下、ご紹介頂いた本や映画のリストです。
今回の読書会でご紹介して頂いた本、映画のリスト
1. 絶対正義
秋吉理香子
正義という定義に関して考えさせられる内容。年齢を重ねるにつれて頑固になり過ぎていないか、自分の行動を戒めるような気付きにもなる一冊。
2. パラサイト 半地下の家族
韓国映画
2020年1月10日公開予定の韓国映画。カンヌ国際映画祭 パルムドールを受賞。半地下住宅で暮らす貧しい一家と高台の豪邸で暮らす裕福な家族の間で展開されているストーリー。
３. 生き物の死にざま 稲垣栄洋
それぞれの役割を果して一生懸命に生きている生き物について学べ、命を大切にする心にも広がって行きます。
4. パッドマン 5億人の女性を救った男
インド映画
現代のインドで、愛する奥様のため、誰もが手にしやすい生理用品の開発に人生を捧げた男性の感動実話。
5.アバウト・タイム~愛おしい時間について~
アメリカ映画
当たり前に感じてしまう日々の中、今日を生きることの大切さを教えてくれる作品。
映像と音楽だけで想像力を膨らましながら見れる心温まるストーリー。クリスマスの時期に特にオススメ。
7. 飛ぶ教室
エーリヒ ケストナー (著), 池田 香代子 (翻訳)
特に児童文学が好きな人に。心優しく美しいストーリー。こちらもクリスマスの時期に特におすすめ。
8. グッドナイト・ムーン
アメリカ映画
家族の関係を丁寧に扱っている優しい映画。特にマイインターンやラブ・アクチュアリーが好きな人に。
9. 運気を磨く 心を浄化する三つの技法
田坂広志
東大卒の工学博士が科学的に運命について述べていて、実際にどのようにしたいのかが詳しく書かれていて分かりやすい本。
10. 風神雷神
原田マハ
フィクションとノンフィクションが混ざった冒険物語。特に情熱を忘れかけている人におすすめ。
11. 名画の謎 旧約・新約聖書篇
中野京子
詳細は下に記載しています。
今回私リコが紹介した作品、「名画の謎 旧約・新約聖書篇」
名画の謎 旧約・新約聖書篇
中野京子
これは私が以前参加した読書会でご紹介していただいた本。今まで聖書のことを全く知らないままに絵画を見てきてしまいましたが、しっかりと内容を理解した上で見ると全然違う！と実感できます。
聖書のことはもちろん、その時代背景を学ぶことができ、さらに中野京子先生のツッコミもいちいち面白くて読んでいて決して飽きない一冊です。
聖書のどこにも12月25日がキリストの誕生日だとは書いていないことも全く知りませんでしたし、旧約聖書によるとイブ（この世の女性）はアダムの肋骨の一部から生まれてきた（笑）というのもなんともその時代ならではなのかなぁと思ったり（笑）
以下、アマゾンからの作品内容抜粋です。
難解な宗教画が一気に魅力的に!
矛盾があるからこそ名画は面白い!
教養と驚き、そして楽しさ(時には恐怖! )に満ちている絵画解説エッセイ。「名画の謎 ギリシャ・ローマ神話篇」の続編となる本作は「旧約・新約聖書篇」。キリスト教の謎と矛盾に突っ込みを入れながら、絵画そのものの内容、歴史的背景、そしてその絵を描いた画家の人生などを明快な文章で描き、読者を聖書絵画の世界に誘う。構成は「旧約聖書の章」「新約聖書の章」の二部構成で、約30の名画が登場します。「旧約」には「天地創造」「バベルの塔」「美女ユーディトと生首」、「新約」には「受胎告知」「最後の晩餐」「キリストの磔刑」などの名画が取り上げられています。カラー名画31点
今まで何度も見たことがある有名な絵画についても深く知ることができました。
画家が自分を自撮りのようにこちら目線で絵の中に入れているものがあったり、それを描かせた（お金を払った）人も同時にその絵にこちら目線で描かれていたり・・・（笑）
西洋の文化や絵画に少しでも興味のある方はすごく楽しめると思います♪
また、中野先生は他にも怖い絵シリーズなど多数西洋絵画に関する本を出されています。
【今まで紹介された本や当日の流れ 】
