第27回 読書会で紹介された本と映画

第27回女子のための読書会は、クリスマススペシャル。

いつものカフェの2階を貸切で読書会を行ったあと、

 

フレンチのお店でディナーパーティーをしました🎄✨

楽しい時間はあっという間に過ぎてしまいますね😊

 

女子の読書会で紹介された本と映画

今回もさまざまなジャンルの本をご紹介いただきました!

私がご紹介した作品は『リコベル推薦』と記載しています。

 

1. 重ね煮だからすごくおいしい

梅崎和子

材料を順番に重ねて蓋をして煮るだけで栄養たっぷりで美味しいお料理が出来上がり♪ 陰と陽の重ね方も学べますし、時間がない人にこそ簡単にできるレシピも✨

 

2. 月の教科書

マドモアゼル・愛

自分に欠けているものは何?今までの占星術とは違った角度から読むことで、さらなる自分というものを理解できるようになるかもしれません。




3. 〆切本

夏目漱石など全90人

夏目漱石、江戸川乱歩、村上春樹、藤子不二雄Aなど、全90人 の締め切りに関する手紙やエピソードを集めた一冊。締め切りに追われる作家さんも大変だけれどもそれを追わなければならない編集者さんの苦労も伝わってきます。

 

4. クリエイティブ・マインドセット

デイヴィッド・ケリー、トム・ケリー

日常のちょっとしたことから、クリエイティブな人たちはアイディアを実際の形へと変換させていきます。頭の中だけで考え過ぎてしまう前に、まず行動に移すことの大切さ。特に企画に関わる仕事をされている方におすすめです。

 

5. 心を浄化する魔法の言葉

角礼寿

心が癒される言葉が散りばめられた本。見開きで読み終えることができる構造のため、順番に読むだけでなく、パッと開いたページに気づきを見つけることができるかもしれません。心がモヤモヤしたとき、色々と考え過ぎてしまっているなと感じたときなどにおすすめです。

 

6. 道は開ける

D・カーネギー

一度は読んだことがある人も多いのではないでしょうか。『人を動かす』と並ぶ、デール・カーネギーの2大名著。人生でぶつかるさまざまな悩みに対する考え方がまとめられた素晴らしい一冊。




7. 武器としての「資本論」

白井聡

第一章著者の言葉より抜粋

「こんな世の中をどうやって生き延びていったらいいのか」という知恵を『資本論』の中に探ってゆく。マルクスをきちんと読めば、そのヒントが得られるのだということを改めて世の中に訴えていきたい。そう思っています。

資本論を学ぶことで、表紙にあるように、「なぜ上司がイヤな態度を取るのか」「なぜ自己啓発本を何冊読んでも救われないのか」という疑問に対するヒントも見つかるかもしれません。

 

8. きのう何食べた?

出演:西島秀俊, 内野聖陽

*リコベル推薦

ドラマが大好評だった『きのう何食べた?」の劇場版。

シロさんとケンジが京都に旅行するところから始まります。小日向さんとジルベールわたるのカップル、ご両親、美容室の仲間など、安心の登場人物(笑)

笑えるシーン、ホロっとくるシーンが盛りだくさんです!映画館でも、みんなで大笑いしたり、すすり泣きしたり忙しかったです😁

 

YouTubeの公式動画も面白いのでぜひ!😂

劇場版「きのう何食べた?」大ヒット記念 未公開&NGシーン集

「何食べ」オンラインランチ会~いまから何食べる?~

 

9. 水曜日の手紙 

森沢明夫

*リコベル推薦。

詳細はこの下へ。

水曜日の手紙(森沢明夫)

 

水曜日の手紙(森沢明夫)

 

内容が素晴らしいのはもちろん、表現も美しく、一気に読んでしまった本です。ストーリーは大きく分けて、登場する3人の3つで構成されています。

直美は夫と息子2人の4人家族。パートの職場、夫、息子、友人、義理の家族などすべてに対して不満だらけの毎日を送っていました。ところがある日、自分はパン屋さんになるという夢があったことを思い出します。そして、その夢がすべて叶い、理想の人生を歩んでいる空想の世界を『水曜日の出来事』として手紙を出すことにするのです。

第二の登場人物洋輝は、婚約者がいるサラリーマン。本当は絵本作家になりたいけれど、それで生計を立てるのは難しいからと、やりたくない仕事をする毎日。自分の夢を追って独立した友人からは「せっかく生まれたからには遊ばなきゃ損だと思う。やりたくないことばかりやっているうちに人生が終わっちゃうなんて、絶対に嫌じゃん?」と言われ、婚約者からは「心に従って行動すれば、物事が上手くいっても失敗しても、後悔することはないんだって」と言われますが、それでも一歩を踏み出すことはできません。そんなとき、水曜日郵便局のことを知ります。本当は絵本作家になりたいこと、独立した友人が妬ましいこと、それでも自分は踏み出せないこと、そしてその理由を『婚約者がいること』にすることで、自分を正当化していることを。すべてを正直に書いて、水曜日郵便局に手紙を出すのです。

第三の登場人物、健二郎は東北で『水曜日郵便局』に勤めています。東北の震災で妻を亡くし、高校生の娘と二人暮らし。娘には娘のやりたい夢があり、それを応援したいと思う健二郎ですが、娘は父親を、父親は娘を思いやりすぎて、だんだんと気持ちにズレが生じていきます。

そんな中、健二郎は直美と洋輝の手紙を読みます。とても感動した健二郎は、本当は反則だけれども、この二人の手紙をお互いに交換させることにしました。夢を叶えようとしている若者と、夢を叶えた人の手紙を。また、その2通を娘のためにもコピーします。

この3人の登場人物が実際に交わることはないのですが、手紙を受け取ることで、それぞれの人生、人間関係、仕事など、さまざまな変化が起こっていきます。

 

読み進めながら、登場する全ての人物に、自然と自分の心を当てはめてみたり、気持ちを察したり、理解しようとしたりしている私がいました。読んだ後も清々しい気持ちになり、やる気や勇気をもらえる一冊です。

最後に、この本に出てくる『幸せのコツ3つ』を書いておきます。

・自分の心に嘘をつかない。
・よかれと思うことはどんどんやる。
・他人を喜ばせて自分も喜ぶ。

 

ちなみに水曜日郵便局は実在した郵便局です。現在は閉局していますが、ウェブサイトは残されています。

➡️ 鮫ヶ浦水曜日郵便局

今回の本で初めて森沢明夫さんを知ったのですが、次は虹の岬の喫茶店と、大事なことほど小声でささやくを読んでみようと思っています😊

 




次回の女子のための読書会、映画会

 

次回読書会のお知らせはこちらのページから

 

【今まで紹介された本や当日の流れ 】

>> 過去の読書会のまとめ

>> 読書会 当日の流れ

 

女子の読書会はとても気軽であたたかい雰囲気で開催していますので、読書会というものに参加したことがない、という方もぜひ安心して一度遊びにいらして下さいね(^^)

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