日本のコロッケに似た、「クロケット」と呼ばれるお料理が、ベルギーやオランダ、フランスにあります。
中身はジャガイモだけを使ったものもあれば、エビ、ひき肉、チーズが入ったものなどさまざま。
ジャガイモだけのクロケットは、日本で言う”ごはん”のように、お料理と一緒に出てきます。主食がジャガイモのヨーロッパならでは。
どの種類のクロケットも、日本人の口にとても合う美味しいお料理です。
日本のコロッケとヨーロッパのクロケット
コロッケに似たクロケットは、フランス語でcroquette、オランダ語とフラマン語ではkroketと綴ります。
形は円筒形のものが多くみられます。
下の写真は「小エビのコロッケ」。濃厚なエビの味がたまらない一品です。
ベルギーのレストランでは前菜の欄に載っているメニューですが、この1品だけでもかなりお腹が満たされます(^^)
オランダ&ベルギーの定番おつまみ Bitterballen (ビッテルバレン)
一口サイズのかわいいおつまみ、Bitterballen(ビッテルバレン)はひき肉が入ったもの。
小麦粉や卵を混ぜて生地を作るもので、ジャガイモは入っていません。
オランダ料理の一つで、肉料理の辛味が効いたファストフードである。通常は、ミンチやぶつ切りにした牛肉や子牛の肉、牛肉のブイヨン、バター、濃縮した小麦粉および塩をじっくり煮込んで混ぜた物である。たいていのレシピにはナツメグが含まれ、カレー粉をまぶしたり、細かく刻んだ野菜(ニンジン)を加えたりすることもある。
- Wikipediaより
ベルギーやオランダのフリッツ屋さん(フライドポテト屋さん)には必ず置いてあり、カフェの軽食メニューに載せているお店も。マスタードを付けて食べます。いわばジャンクフードですが、小腹が空いたときにちょうど良いスナック。こちらもとても美味しいですよ♪
オランダのクロケット(コロッケ)自動販売機
出来立てのクロケットがアツアツの状態で入った自動販売機。
フリッツ屋さんが近くにある駅や広場で多く見かけます。自販機の周りには、クロケットを食べる人たちでよく賑わっています。
お店に並ばずに簡単に買うことが出来るのも便利です。
日本でも作れるオランダのクロケット、ビッテルバレンのレシピを見つけましたので、ご参考までに(^^)
軽食のクロケットから、レストランで食べる本格的なクロケットまで、種類はさまざま。
ベルギーやオランダを訪れた際にはぜひ食べてみて下さいね!
ちなみに、チーズがたっぷり入ったクロケットもオススメです♪