12月の女子のための読書会でご紹介いただいた本をご紹介します😊
今回は少人数での開催で、読書会からクリスマスディナーの後、まさかのカラオケパーティーに(笑)
いつも楽しい方達に囲まれていて本当にありがたいです☺️🙏
今年のプレゼントは、寝る時に使えるふわふわのマフラーとクリスマスチョコレートにしました🎁
喜んで頂けてとても嬉しかったです💖
ディナーをしたビストロKuuさん、お料理も雰囲気も最高でした。神保町でおすすめのお店です!
女子の読書会で紹介された本
1. べつに怒ってない
武田 砂鉄
普段自分では気づいていないようなことにも気づけるようになるかも?
2. タコピーの原罪
タイザン5
内容はヘビーですがSNSでも話題になった作品
3. 夜中にジャムを煮る
平松 洋子
食にまつわるエッセイが好きな人、日々丁寧に暮らしたいと考えている人に
4. ミッドナイト・ライブラリー / *リコベル推薦
マット ヘイグ (著), 浅倉 卓弥 (翻訳)
「もし自分の人生をやり直せるとしたら?」
映画化されても良いのでは?と思うほど面白い本でした。
何もかもがうまくいかず、さらに自分のせいで周りの人たちみんなが不幸になっていることに気づいた主人公は、自らの人生を終えることに決めます。その瞬間、不思議な図書館に迷い込んでしまうのです・・・
図書館にある本はどれも彼女の人生に関する本。彼女が選ばなかった人生のシナリオが描かれた本が、ぎっしりと本棚に並んでいます。
婚約破棄をしたことを後悔していた彼女は、まずは『この彼と結婚していたとしたら?』という本を開くことに。するとその人生を歩んでいる自分の場所へ移動し、実際にその人生を送ることになるのです。
思い描いていたものと何だか違う・・・と思うと、また先ほどの図書館に戻って来ます。次はどの本にしますか?と司書から聞かれるたびに、彼女は別の人生を試すことになるのです。例えば水泳選手になっていたとしたら?行かなかった旅行に行っていたとしたら?観測隊の夢を追い続けていたとしたら?・・・と。さまざまな人生を実際に体験します。
でもどれも自分が理想とする思うものとはかけ離れ、幸せな気持ちにはなれません。
また、新しく選んだ人生では、自分の選択のせいで、大切な友人が亡くなっていたり、不幸なことになる人が現れたりするのです。
人生はとても小さなきっかけの連続。小さな選択肢だと思っていたものも、結果を見れば大きな違いになっていることでしょう。
彼女が体験する人生のほとんどは内容がとても重く、ズドンと心に落ちてくるので、私は途中で読み続けられなくなり😅、本の中盤くらいで諦めて最後の章を先に読んでしまいました(笑)そこで安心して、また途中から読み続けたのですが、途中どんなに苦しい内容でも最後は非常に良い終わり方をする本なので、安心して読んでくださいね😊
自分の人生についても色々と考えさせられる一冊でした。
5. 本所おけら長屋 / *リコベル推薦
畠山 健二
江戸時代の長屋を舞台にした話。短編で成り立っているのでとても読みやすいです。困った人がいると放っておけない江戸っ子たちのドタバタ劇。後先考えずにその場で思いついたことをしてしま万造と松吉のコンビも最高で、みんなが優しくて心が温まるのと同時に、笑ってしまう場面も多数あり。19巻まで出ているようです。私は現在2巻を読み進めているのですが、面白さがさらに増していて、電車の中で吹き出してしまいました(笑)
ホロっとくるストーリーもたくさんあるので、読んだ後になんだか嬉しい気持ちになります💖
6. 今日が人生最後の日だと思って生きなさい / *リコベル推薦
小澤竹俊
ホスピスを経営されている小澤先生の著書。2800人以上を看取った先生の言葉はどれも優しく響きます。
「明日、ご飯でも食べに行かない?」「今週末お花見に行こう」「来月公開の映画のチケット、取っておいたよ」と明日のことを何も考えずに語ることができることが、どれだけ大きな宝物を手にしているのか、という話が出てくるのですが、本当にそうだなぁと思いました。
この中にでてくる『ディグニティセラピー』の9つの質問は、小澤先生のクリニックのページからも見ることができます。自分の人生を俯瞰する意味でもとても良い内容なので、じっくりと書き出してみるのをおすすめします。
次回の女子のための読書会、映画会
次回読書会の開催日は決まり次第こちらのページでお知らせします。
【今まで紹介された本や当日の流れ 】
女子の読書会はとても気軽であたたかい雰囲気で開催していますので、読書会というものに参加したことがない、という方もぜひ安心して一度遊びにいらして下さいね(^^)