
第17回女子のための読書会は神保町のきっさこさんで行いました。
コロナの影響で少人数だったため、ゆっくりと自己紹介や本・映画についての時間がとれて今回もとても楽しく素敵な時間を過ごさせて頂きました(^^)
以下、ご紹介頂いた本のリストです。
第17回 女子の読書会で紹介された書籍一覧
1. 運命を拓く
中村天風
積極的に生きることがなぜ大切なのか。その教えをわかりやすく解いてくれる中村天風さんの代表作。すべての人にオススメですが、特に迷っている人、心苦しむ人、ネガティブ思考から抜け出せない人に。
リコベルのもうひとつのブログ記事「人生に役立つ、幸せな人生を送るためのおすすめ本ベスト10」でも紹介している一冊です。
2. ヤミーさんの3STEP COOKING 2
ヤミー
簡単3ステップでとても美味しいお料理ができるレシピ。自宅のキッチンが小さくても世界中のお料理が楽しめます。時短したい人、難しいレシピが苦手な人、海外の料理に興味のある人は役立つレシピ本。
3. ココ・シャネルの言葉
山口路子
孤児院で育ったココ・シャネルが自身のブランドを立ち上げ力強く生きていく中、彼女から生まれた数々の言葉を集めた一冊。生き方、生き様は自分で演出できるという彼女の姿勢を貫いたココ・シャネルからエネルギーをもらえる一冊。全ての女性におすすめですが、特に自立した女性、働く女性におすすめです。
4. 道をひらく
松下 幸之助
松下幸之助さんの人生のバイブル。一人一冊持っていても良いと言える本。謙虚さ、行動を起こすことの大切さ、相手を思う心など仕事に限らず人生全ての場面で役立つ教えが詰まっています。
5. どうぞのいす
香山 美子 (著), 柿本 幸造 (イラスト)
詳細は下へ。
6. ごろりんごろんころろろろ
香山 美子 (著), 柿本 幸造 (イラスト)
詳細は下へ。
7. エンツォ レーサーになりたかった犬とある家族の物語
映画
詳細は下へ
過去の読書会のまとめ↓
読書会の流れ↓
今回私リコが紹介した作品3点
コロナウィルスのことでネガティブな気分になったり、ギスギスした世の中になりつつあるのを感じ、心温まる優しい絵本2冊と、最近一番感動(号泣)した映画をご紹介。この絵本は大人になった人にこそ読んでもらいたいです。
どうぞのいす
香山 美子 (著), 柿本 幸造 (イラスト)
まず柿本幸造さんのイラストのあまりの可愛さに癒されます。
内容は、うさぎさんが作って名付けた「どうぞのいす」を巡るストーリー。
「どうぞのいす」と書かれた椅子を見たロバさんが、拾ってきたどんぐりを椅子に置いてお昼寝を始めます。
次に現れたくまさんが、どうぞ、と書かれている札を見て、「これはごちそうさま。どうぞならば えんりょなく いただきましょう。」とどんぐりを全部食べてしまいます。そこでくまさんは、「でも からっぽにしてしまっては あとのひとに おきのどく。」と自分が持っていたはちみつのビンをどうぞのいすに置いていきます。
次に現れたのはきつねさん。きつねさんも、どうぞ、と書かれた札を見て、はちみつを全部食べてしまいます・・・
そのあときつねさんも、「でも からっぽにしてしまっては あとのひとに おきのどく。」と自分が持っていたパンを置いていきます。
このように、ありがたく頂いたあとは、次の人のことを思いやり、必ず何かを置いていく優しさを学べる絵本です。
中の写真を載せることが出来ないのが残念ですが、イラストのタッチが本当に柔らかくて素敵なのです。
最初にみんなのことだけを考えて椅子を作ったうさぎさんから始まり、次のろばさん、くまさん、きつねさん・・・その優しさはずっと続きます。
最後にろばさんが目を覚ますまで、他にもいろいろな動物が登場していくのですが、この絵本は落ちまである完璧なストーリーになっています。
読むことで心があたたかくなり、人に優しく接しようと思わせてくれます。
ごろりんごろんころろろろ
香山 美子 (著), 柿本 幸造 (イラスト)
「どうぞのいす」の続編。
今回はうさぎさんがみんなのために大きなテーブルを作ります。
その大きなテーブルを丘の上まで「ごろりん ごろりん」と運ぶのですが、不思議と「ごろん」と軽くなりました。
お昼寝していたろばさんが目を覚ましてだまって手伝ってくれていたのです。すると今度は「ころん ころん」とさらに軽くなりました。きつねさんがだまって手伝ってくれていたのです。・・・と話は進み、中盤で別の場面に切り替わります。
最後にうさぎさんが起こす行動と優しさに涙してしまいます。
無償の愛を持った心優しいうさぎさん。世の中みんながこんな風に思いやりを持つことが出来たらどれだけ素晴らしい世界になるだろう、と思わずにはいられなくなる絵本です。
ぜひ、イラストの細かい部分にも目をやって楽しんでください。動物・昆虫たちのかわいい笑顔も最高です。
エンツォ レーサーになりたかった犬とある家族の物語
映画
これは私が機内で見て、最初から最後まで泣きっぱなしで終わった映画です。
人間になりたいと思っているエンツォがもらわれて行くシーンから最後までの回想ドラマなのですが、主人公のエンツォ(犬)の視点から主に語られています。エンツォのナレーションはケビン・コスナー。
いつか自分が死んで生まれ変わったら人間として、今まで習ったことを全て教えてあげるんだ!という健気な夢を持ったエンツォ。
家族のあり方、犬の視点から学ぶことがたくさんあります。私がそうだったように、犬好きの人は特に最初の方のシーンですでに涙が堪えられないかもしれません^^;
日本では映画館での上映がないのは非常に残念ですが、ネット配信はされているのでぜひ見てみてくださいね。
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